ダンボール家具を自作


H氏です。今回も2年間の滞在なので、引越費用を抑えるため、しっかりとした家具は購入しないことにしました。海外に来ると、ニトリ、ダイソー、ユニクロが、よく低価格であれだけ高品質のものを作れるなと感心します。アパートの契約では、廃棄品は使わないように言われているので、念のためcraigslistも使わないことにしました。ボストンは日本人も多くて、日本人用の掲示板もあり、家具等の売買が盛んでとても便利です。しかし、家具の質がいいのか(craigslist基準?)、サンタバーバラに比べて、どれも価格が高い気がします。

私達は、日用品の多くをtargetとamazonで揃えました。ベッドやテーブルは、キャンプ用品です。コンパクトに収納できて、帰国時に日本に送れるから引越しがとても楽だし、実際のキャンプにも使えます。キャンプ好きの私達には一石二鳥。それに、米国のキャンプ用品は安いです(米国アマゾンで比較すると分かりますが、半額くらいまで安くなる場合があります)。というわけで、ボストンでは高い家賃を払ってキャンプ生活しています(笑)

しかし、衣類や文具を整理できるキャンプ用品は非常に少ないです。そこで、棚とテレビ台とローテーブルは、DIYすることにしました。選択として木で作るのも一つですが、必要な道具が多いこと、作製時に騒音がでること、買ったほうが丈夫でおしゃれで安い場合が多々あることを踏まえて、ダンボールで作ることにしました(全部で$30もかかりませんでした!)。


テレビ台の作製

ダンボールの形状をそのまま使った構造なのに、作業時間は6時間もかかりました。ほとんど、強度を増すために張り合わせたノリの乾燥時間です。段ボールを4枚張り合わせたお陰で、テレビを置いても全く曲がりませんでした。なんといってもDIYなので、安く、自分の好きな形にできるのがいいですね。下の空白には、プリンターがちょうど収まります。

この土台を、綺麗な包装紙、英字新聞、もしくはネットからダウンロードしたお気に入りの柄を印刷した紙でラッピングすれば完成です。どんな紙、貼ろうかな~

使用した道具 計$25(うち消耗品$6)
 ・ダンボール (12"x10"を8個$5) :amazonで購入したが、ebayの方が安い。
 ・カッター ($7) :ハサミよりも切り目がキレイ。何度もなぞって切るのがミソ。
 ・のり ($1) :テープよりも見た目がキレイ。乾くまでクリップで挟むと便利かも。
 ・カッティングボード ($12) :サイズ調整や平行に切るのが容易になる。



テーブルの作製

引っ越し用段ボールを二つ貼り合わせて、作りました。作業時間は半日程度。補強するために、テーブルの脚全てに段ボールを5枚程度貼り合わせています。試しに大人が乗っても大丈夫でした。この上に、テーブルクロスをかけて完成です。

使用した道具
 ・引っ越しに使った段ボール4箱($0)
 ・厚紙 ($1.5)
工作道具は、上記のテレビ台を作った時と同じものを使いました。


ダンボール家具の特徴
【長所】
 ・必要道具が少ない
 ・安い
 ・作製が簡単
 ・捨てやすい(特に米国では)

【短所】
 ・強度
  3~4枚張り合わせることで強度が増しますが、その分作製時間がかかります。
  強度を高くしすぎて、帰国時に壊すのに時間がかかりました。難しいですね。
 ・デザイン
  見た目をシンプルにしようとすると、木製と違い強度が不安になります。
  布や紙で最終的に整えればいいのですが、その分コストがかかります。

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