【どんな家がある?】
・部屋のサイズと賃料
二人暮らしなら、狭すぎなければstudio(ワンルーム)も契約できます。子供連れなら、最低1bed (居間+寝室)、地域によっては2bedが必要になります。米国の家は、部屋は広いものの、日本に比べて家賃がかなり高いです。サンタバーバラでは、studioで1000ドル、1bedで1400ドル、2bedで1800ドルくらいでした。ボストンは、サンノゼ、ニューヨークに次いで全米で3番目に家賃が高いらしく、studioで1600ドルくらいします。それでもなお、年々不動産が値上がりしています。契約更新時には、数%値上げされるのを覚悟しておいた方がいいかもしれません。
・賃貸の種類
家族用も含め、寮は大学のhousingのホームページから確認できます。最も安くすみますが、どこの大学もfaculty→学生の順で優先になるため、visitorは予約してもなかなか回ってきません。
単身で1年以内の短期滞在
家具付きがお勧めです。家の間借りも便利です。大学近くで便利な場所でもかなり安く借りることができるので、私もよく利用させて頂いています。家具付き・光熱費付きなので、単身滞在者にはうってつけです。長期出張で留守にする住居者が、部屋を貸し出している物件もあります。もし大家さんの言動に不安を感じた方は、契約前に大家さんの犯罪歴(ネットで閲覧可)を一度調べておくといいかもしれません。
二人暮らし
主にコンドミニアムとアパートメントがあります。コンドミニアムは、日本でいうマンションで、ボストンなどの都市部で多い気がします。ドアマンがいたり、水道・ガスなどが管理されていているし、駅などに近くて便利です。アパートメントのメリットは、安さです。駐車場が屋外なので、ボストンのような寒冷地には良くないかもしれませんが、サンタバーバラなどの田舎かつ治安のいい地域では、クラブハウスやプールなどもあり快適です。
お子様連れ
タウンハウスか一軒家がいいと思います。タウンハウスは、同じ建物内で、壁を挟んで物件が隣り合わせになっているものです。一軒家は、庭もついているしプライバシも守られてウラヤマです。5年くらい住むなら、家を購入するというのも一つです(日本とはローンの仕組みが違うので)。
家が決まれば、レイアウトを考えて、家具購入して・・・ワクワク!!
【どうやって探せばいい?】
一人で来る時は、秘書さんや現地の友人に、間借り先を紹介してもらっていました。信頼のできる大家さんや、比較的治安のいい場所を紹介してもらえて、渡米直後から仕事に打ち込めました。家族も一緒の場合は、以下の方法を利用して引っ越し先を探しました。
現地の不動産
日本からでもネットで検索できます。契約前に一度見学しておいた方がいいです。メールや電話で話を進められます。ボストンでは、日本語が通じるエイブル、リダック、アパマンがあり、日本にいながら契約できます。不動産だけでなく生活に関しても、日本語でとても丁寧に教えてもらえます。サンタバーバラの時は英語で不動産会社をググり、ホームページからアポを取って、見学に行きました。管理人の方は英語ですが、とても優しく説明してくれます。
参考:リダックのボストン物件情報・・・役立つ生活情報もあります。
参考:リダックのボストン物件情報・・・役立つ生活情報もあります。
craigslistや日本人会
クレイグスリストは、とても便利です。サンタバーバラでの利用体験はコチラ。連絡した順番ではなく、契約を決めた順番なので、良い物件を見つけたらすぐに電話して、見学に行くことをお勧めします。私は都会での利用が少し恐かったので、ボストンでは使いませんでした。一方で、ボストンは日本人がたくさんいるので、日本人会の掲示板に引継ぎの可能性を尋ねてみるのも一つかと思います。
家が決まるまで
友人は、ホテル滞在しながら、レンタカーを借りて、住みやすそうなエリアでRENTの看板を探し、直接大家さんと交渉していました。上記の方法を含めて、現地で家を探す場合は、決まるまでホテル滞在になると思います。しかし、ホテル費用も馬鹿にならないので、その間はAirbnbが安くて便利です。ボストンであれば、Tおばさんの家とゲストハウス柚は、日本人が経営しており、食事もつくので、利用してみてもいいかもしれません。
私達が海外の家探しで最も重要視している点は、治安です。日本と違って、エリア一つ、路地一本違うだけで、雰囲気が一変します。米国の都心部は特に。治安情報を知るのに一番良いのは、事前に現地に行って、自分の足で歩いてみることだと思います。壁に落書きが多く、ゴミが散らかっていて、窓に鉄格子されている地域はなるべく避けるようにしています。日暮れの雰囲気も要チェック。現地に行けない場合は、クライムマップを見るのも一つかと思います。盗難程度であればいいですが、強盗や殺人が多発している地域は、避けるようにしています。事件の多い地域は自然と家賃も下がっていることが多いです。家賃情報で家を決めることだけは、私は絶対にしません。
治安、家賃に次いでサービスを見てます。暖房・水道などの光熱費(電気・ネットは別の場合が多い)を要チェック。米国の家は断熱性が低いので、ボストンなどの寒冷地では、暖房費込がどうかで大きく出費が変わってきます。家具付き、間取り、階数(1階は盗難が多い)、大家さんの対応(拙い英語でも相手してくれるか)も。
後は、大学までの交通の便やスーパーの近さなど。小さいことですが、米国では冷凍食品やオーブン料理が簡単で便利なので、冷蔵庫やオーブンの大きさも見てます。一般的に洗濯機がアパートについているので、費用と場所を一応確認してます。湯船、プール、ジムもあると最高ですね!!
契約できるのは、契約日の2か月前から。目当ての不動産が見つかったら、ちょくちょく連絡・確認して、仮契約してしまうことをお勧めします。空きが多いのは、学生がいなくなる6月下旬~7月、空きが少ないのは9・10月です。9月から赴任される方は、7月くらいにビザ手続きと一緒に、不動産探しも進めておくといいかもしれません。契約期間は1年以上の方が割引が効きます。
【契約に必要なものは?】
仮契約時に必要なのは、
・クレジットヒストリ(SSN)もしくはデポジット(お金)
・英文ドル建ての銀行預金証明
・英文の収入証明
です。年収と銀行預金を足した額が、家賃の3倍必要になります。studioで家賃が月$1800の場合、年間$64,800(=1800x12x3)必要になります。年収が600万円($50,000)の場合、残りの$14,800(約180万円)の銀行残高証明がないと契約できません。年収が540万円だと250万円くらいの預金。若いアカデミックの方には、結構厳しいですよね・・・
本契約時には、
・DS2019
・ビザ
・契約書サイン(大量)
が必要になります。場合によってはRenter's insurance(家財保険)も求められます。
ボストンは日本語の情報がたくさんあって良いですね。語学勉強なら、サンタバーバラのような田舎の方が良い理由がわかります。生活情報も含めて、ボストン便利帳が名前の通り便利でした。使えるものは使わせていただいています。
皆さんも、いい物件が見つかるといいですね!!
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