ボストン茶会事件博物館と船

イギリス船ビーバ―号(実物大レプリカ)

H氏です。今日は天気が良かったので、しがない主婦とBoston Tea Party Museumに行ってきました。Red lineのSouth stationから徒歩10分くらいです。

ギフトショップは自由に入れます。ボストン茶会事件はアメリカ史で欠かせない事件だけに、ここの紅茶は、日本へのお土産に良いかもしれません。ただ、パッケージは良いですが、味は普通です。イギリスの紅茶と比べてですが。。。

ここではツアーに参加できます。ツアーを通じてtea partyの歴史について、楽しく学べます。ただ、英語がかなり速いし、日常会話では出てこない単語や人物が多数出てくるので、事前に米国の歴史について簡単に勉強しておくといいかもしれません。言えば、切符売り場で日本語のパンフレットがもらえるようです。

ページ数の少ない英語版のKindleブックを紹介しておきます。ご参考まで。
 What was the Boston Tea Party?
 The Boston Tea Party: A History Just for Kids

入場料は一人$28ですが、オンラインで事前予約すると$3くらい安くなります。ボストン在住者は、hometown passをオンライン登録することで、パートナーの分が無料になります。つまり、半額で行けます。

最初は、参加型アトラクションで、税金に関する話です。イベント主催者はサムエル・アダムス、ツアー参加者はボストン市民になって、いろんな態度で示します。

次に、船上に移動して船の案内があります。お茶に対する高い税金にどう反発したとか、紅茶袋のマークの説明とか、10名程度でボストンーロンドン間を6週間で移動していたとか。紅茶を海に投げるイベントつきです(左写真)。



その後、船着き場の説明があり、最後に博物館に入ります。館内は撮影禁止なので写真はありませんが、ホログラフィや、絵が動いたり、動画を見たり、たくさん楽しめる工夫がされています。内容は、茶会事件関係者の話や、茶会事件から独立戦争の契機となったレキシントンの戦いに至る話などです。

一通り説明が終わった後、tea roomに移動して、tea tastingに参加できます。何種類かの紅茶を試し飲みできるようです。tea roomは無料で入れますが、tasting料に$5くらい発生するので、私達は参加せず。

全体を通じて、アメリカ人達はとてもノリがよく、すごく楽しそうでした。私達夫婦は、英語がついていけず、残念でした。それでも楽しかったですが、もっともっと楽しみたかった。。。要勉強です。。。


P.S

ツアー参加時にもらえる羽。先にボールペンの芯を突っ込んで、羽ペンとして使っています。

Medieval Combat

H氏です。ボストンのイベント情報はThe Boston CalendarBoston.comがあります。

今日はボストンコモンで中世の戦いのイベント"Medieval combat"をしていました。案内の写真がかっこよくて、とても面白そうだったので、日曜の朝早く起きて観に行ってきました。

誰でも参加できるもので、中世の戦士のコスプレをして、武器を持ち、二手に分かれて戦闘をします。私達が見た時は、旗の取り合いをしていました。

リアリティかつ安全性を求めて、全ての武器は柔らかく、怪我をしないように細かくルールが決められています。実際やるときは、ルールは大ざっぱに把握した状態で、進めているように思いました。

持つ武器は、剣と楯でもいいし、剣と剣でも、槍のみでも自由です。武器は全部柔らかいので、怪我をしないようになっています。切られた場所によって、ダメージの具合が変わり、その場に座ったり、ゲームオーバーになったりします。ざっくりいうと、スポーツチャンバラアーマードバトルみたいな感じです。


将棋のように、最初は一列になって攻めて、何人かやられて穴が開くと、そこから周囲を囲まれていく、、、それでも、その背後に回って形勢逆転したり、と。大きな掛け声とともに、大人が本気で戦っている様は、とても白熱していて見ているだけでも面白かったです。


違うグループだと思いますが、ボストンコモンやハーバード大でハリーポッターのクィデッチぽいのをやっていることもあるので、いろいろ見に行ってみたいです。

Walk for hunger

H氏です。ボストンを20マイル(約30km)歩くイベント"Walk for Hunger"に参加しました。

8~9時半の間にボストンコモンで登録します。事前にオンライン登録していると手続きがスムースです。登録後、いつスタートしてもOKです。スタンプラリーの紙とシールとバッジがもらえます。入口付近でバンソウコウをもらいました。

持ち物は、水筒、携帯、帽子、サングラス、レインコートが推奨されています。給水ポイントが多数あり、水筒に水を入れてもいいし、その場で紙コップで飲んでもOKです。

朝9時にボストンコモンを出て、green line C沿いを歩いていきます。ボストン市内の道路は歩行者天国になっていました。


1マイル毎に看板があり、みな写真を撮っていました。9か所の通過ポイントもあって、スタンプラリーのようにハンコを押していきます。途中、給水やバナナ、リンゴが無料で配られていました。もちろん簡易トイレも設営されています。参加者を狙って、ちゃっかりアイスやピザを売っている人達もいました。


Green line Cの終点はとても綺麗でした。別の日に観光しにきたいです。特に、ボストンカレッジがとても綺麗でむちゃくちゃ広かったです。少女マンガに出てくるようなキャンパスライフを送れそうです。うらやま~


Newtonに着くと、今度は北上し、チャールズ側沿いを戻ります。20マイルは結構大変ですが、ボストンの街を観光でき、結構楽しめます。

参加者には、ヘッドホンをして踊りながら歩いている人や、犬と一緒に歩いている人、ベビーカーを押しながら歩いている人達がいました。何回も参加しているのか、帽子に何個も参加バッジをつけているお爺ちゃんもいました。若いな~


Arsenal Park (チェックポイント5)で休憩です。サンドイッチやジュースが無料で配られていました。コンサートもやってました。ここまで来ると、後もう少しです。


川沿いでは、参加者のためにいろんな演奏をしてくれるていたし、通り過ぎる車も応援してくれるので、最後まで頑張れました。

ボストンコモンに到着したのは、夕方5時頃でした。足がかなり痛くなってました。フルマラソンを走る方はすごいな、と改めて思いました。

今日一日で5万歩あるきました。5万です。5千ではないです。今週は、デスクワークメインだな・・・

フリーダムトレイル

アメリカの歴史を学ぶには、フリーダムトレイルがお勧めです。

ボストンコモンを出発し、右写真のような道路に描かれている線をたどっていくだけで、アメリカ史に大きく関わる箇所を回れます。全てに立ち寄ると、所要時間は4時間程度でしょうか。

簡単なアメリカ史の流れとしては、⑨ボストン虐殺事件→⑦⑩ボストン茶会事件→①⑪⑫独立戦争です。

The freedom trail foundationより
事前にアメリカ史をおさらいするか、ツアーに参加するとより一層楽しめます。ツアーは、ボストンコモンからファニエルホールまでを90分で案内してくれます。ネットで予約できます。大人12ドル。朝10時半から30分ごとに16時まで行われています。

①ボストンコモン:出発地。独立戦争時の1775年にイギリス軍が野営していた場所。アメリカで最も古い公共の公園。

②マサチューセッツ州会議事堂。1798年に完成。正面左側にジョン・F・ケネディの像がある。

③パーク通り教会。1829年にウイリアム・ロイド・キャリソンによりアメリカで始めて奴隷制度反対演説を行われた場所。他にも監獄改革や婦人参政権の演説がここで行われた。

④グラナリー墓地。初代州知事ジョン・ハンコックやベンジャミン・フランクリンの親、独立戦争の植民地軍の英雄であるポール・リビア、サムエル・アダムス、ジェームス・オーティスの3人のお墓がある。

⑤キングス・チャペル墓地。1630年に作られたボストンで最初の墓地。

キングス・チャペル。1686年に作られたボストン最初の英国国教会。

ベンジャミン・フランクリンの像とボストン・ラテン学校。アメリカで最も古い公立高校で、ハーバード大学との結びつきも強い。

⑥オールドコーナー書店。1712年に店舗兼住居として建てられ、偉大な文学者達が集まっていた場所。今は、メキシコ料理のファストフード店CHIPOLTLEになっていました。

⑦オールドサウス集会所。1729年に建てられたボストンで2番目に古い公共建築物。植民地軍の指導者達が議論するのに使っていた場所。ボストン茶会事件の始まりの場所。

⑧旧マサチュセッツ州議事堂。1713年に建てられたボストン最古の公共建築物。

⑨ボストン虐殺地跡。1770年にイギリス兵と植民地市民の間で起きた事件。この事件からボストン茶会事件に繋がっていきます。

⑩ファニエルホール。1741年に建てられた。サムエル・アダムスがこのホール前でアメリカ独立のために演説していたらしい。

サムエル・アダムズの像。アメリカ独立で活躍した人物、第2代大統領のいとこ。ビールでも有名。

ユニオンオイスターハウス。1826年にできたアメリカで最も古いレストラン。ロブスターやクラムチャウダーなど、どれもおいしいです。週末は混雑しているので、予約しておくといいかもしれません。オンラインでできます。

⑪ポール・リビアの家。独立戦争の英雄。ボストン茶会事件時に先住民に偽装した人の一人。『真夜中の疾駆』の人物。

⑫オールドノ―ス教会。1723年に建てられたボストン最古の教会。独立戦争時にポール・リビアが、イギリス軍の奇襲を知らせる場所に使った。独立戦争開始の場所。

⑫の後も、さらに少し北上し、川を渡ると、チャールズタウンエリアにコンスティチューション号(現在航行できる世界最古の戦闘艦)とバンカーヒル記念碑(独立戦争時に起きた最初の大きな戦い)があります。橋の上は風が強いので気を付けてください。橋の横の船のドッグからも渡れます。Charlestownエリアの話はコチラに書きました。

ボストン日本祭り

H氏です。

アメリカへの桜の植樹100年を記念して始まったJapan Festival Boston.が、毎年この時期にボストンコモンで行われます。入場無料です。結構大きなイベントです。

去年は写真のように歩けないくらいたくさんの人が来ていました。お店の行列も数十人は待っていたようです。とても賑わっていました。

食べ物系が多く、ラーメンや焼きそば、大福、串焼きなど、いろんな日本食が食べられます。ボストンにあるラーメン屋「夢を語れ」には、スタッフにおもろい人がいるようです。

日本文化を体験するものや、着物や日本のグッズを販売するものもたくさんありました。JALやクロネコヤマトなどの企業のほかに、早稲田大学や熊本県人会、ボストンのコミュニティなどなど、いろんなブースがありました。

イベント会場では、コンサートやプレゼントイベントが催されていました。

コスプレイベントもあり、あちこちにユニークな格好の方がおり、アニメ好きの私達夫婦にはとても楽しめます。

鋼の錬金術師がステージ前でラーメン食べてました。エド、おいしい?