海外生活をしていると,いろいろと不便なことがあります.そのひとつが,日本への電話です.銀行やクレジットカード,その他日本での契約に関して,本人確認をとる必要があるため,本人からの電話が必須となっています.妻や親族の電話も不可です.メール対応もしてくれません.せめてskypeで繋いでくれたらと思うのですが.bank of americaは,日本にいたときにチャットやtwitter,手紙で対応してくれたのですが,日本の機関の多くはこれらを認めていません.
海外にいると,安全のため,よくクレジットカードの利用を停止させられます.米国のクレカだと,州を跨いだだけで停止される場合もあります.旅行する際には,気をつけてください.この時も,クレジットカードの利用が停止され,かつ電話対応が日本時間の平日の昼間だけで,カード使用の復旧に1日かかるといわれ,困惑したことがありました.旅行先でお金が使えなくなるイベント発生とか,夫婦喧嘩か協力し合うかの2択しか起きないです(私たちは後者でしたが).クレジットカードは常に2つ保持しておいたほうがいいです.できれば,現地のクレジットカードやデビットカードがあると便利です.
かける側が国際電話を安く抑える方法として,IP電話とコレクトコールの二つを挙げておきます.
IP電話を使う
Skype電話やLine電話などのIP電話を使えば,海外にいても,国内にいる場合と大差ない額で電話をかけることができます.1分10円程度なので、普通に国際電話をかけるより半分以下で済みますね。スカイプクレジットは、半年間有効のプリペイドを1500円($10)、もしくは月額契約~300円で購入できます。使ったことないですが、Telinkは1分1円とか。すごいサービスですね。フリーダイヤルにはかけることができません。IP電話は,海外在住者が日本での電話を安く抑える方法のひとつでもあります.日本に一時帰国する際は,skype電話+プリペイドSIMが結構お勧めです.今はどの携帯電話もSIMフリーなのがいいですね.以前の携帯電話(Iphone5など)でSIMロックされていても,docomoの携帯の場合はdocomoのSIMを使えば,そのまま日本で電話もネットも使うことができます.空港でプリペイドSIMだけ買えばいいので,とても便利ですね.
余談になりますが,日本在住者が海外に行く場合は,この逆を利用すると便利です.SIMフリーの携帯電話を持っていけば,現地のプリペイドSIMを使うことで,かなり安く済みます(米国ならH2Oやtracphoneなど).海外の短期滞在者であれば,TAKTも便利です.ヨドバシカメラなど,日本国内で契約できます.
Skype to goというシステムを使えば、わざわざPCやスマホでSkypeを立ち上げなくても、固定電話や携帯電話から格安料金で国際通話ができます。年々,便利なシステムができているので,ここの情報もすぐに古くなりそうです.
コレクトコールを使う
コレクトコールは,着信側が電話代を払うというものです.ただし,着信側が通話を承認する必要があります.海外通話の場合,電話代が高額になるので,相手のことも考えた方がいいと思います.今回,先方にコレクトコールでいいから,早急に電話してほしいとの依頼を受けたので,利用させていただきました.1.KDDI(電話交換手)のジャパンダイレクト番号(送信側の国番号)に電話します.米国なら,1-XXX-XXXXというものですね.KDDIの方が,日本語で対応してくれます.
2. かけたい先方の日本の電話番号を,KDDIの方に伝えます.コレクトコールでかけたい,という旨も伝えます.
3. 先方が電話の受け取りを了承したら,そのまま電話することができます.電話代が数千円かかりますが,すべて先方持ちとなります.どうしても高額になるので,大した用事でないなら,普通に国際電話でかけたほうがいいですね.なんか申し訳なくなります.
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